その他2014年05月30日
天皇・皇后両陛下 渡良瀬遊水地をご視察
5月21日(水)、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録され、豊かな自然環境が残る渡良瀬遊水地を天皇皇后両陛下がご視察になられました。
当日のご予定は、午前中、栃木市藤岡遊水池会館で渡良瀬遊水地が整備された経緯や、その役割等の概要説明をお聴きになられたあと、午後からは雨が降りしきる中、親水多目的ゾーン内の展望台から谷中湖や広大なヨシ原をご覧になり、廃村となった谷中村跡や自生のヨシを利用した水質浄化などの説明をお聴きになりました。
その後、ヨシ原浄化施設内をご散策され、ヨシ・オギをはじめ植物や樹木に関することや野鳥の囀りに耳を傾けながら、オオヨシキリの名前の由来に関することなど、自然環境に造詣の深い両陛下から多くのご質問がありました。
天皇陛下からお帰りの際に『このすばらしい自然が長く残ると良いですね。』とのお言葉を頂きました。
渡良瀬遊水地内で自然環境についてご説明を受けられる天皇皇后両陛下
散策されたヨシ原浄化施設内 展望台
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